Brian'z Imagination

ブライアンねこの、頭の中。

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明日もまた雨?「絶対に《濡れない》ひと」になるために尽くしたムフフな手段まとめ

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先日のの雨はとてもひどかった。全身ずぶ濡れになり、朝から大変だった。今週のお題が「雨の日グッズ」なので、書いてみる。

もう毎年この時期になるとジメジメするわベタベタするわで大変な思いをするので、2016年こそは雨よけに全身全霊を捧げると決めた。これはその奮闘記である。

雨の日のメリット&デメリット・ベスト5

基本的に朝から土砂降りだとテンションダダ下がりなのだが、冷静かつ客観的になって雨の日のメリットとデメリットを考えてみることにした。もちろん次に挙げるもの以外にもたくさんあるだろうけれど、とりあえず今思いつく限りで挙げてみる。

雨の日のメリット

第5位:スーパーとかで「雨の日」特典が受けられる

雨の日にポイントカードのあるスーパーに行くと、ポイントが2倍になったりする。ぼくは油そばが大好物なので、近所の油そば屋さんに行くとチャーシューの無料トッピングがもらえるので、たまに行く。少し遅い時間なら晴れの日よりも空いていることが多いので、一石二鳥ではある。

第4位:マイナスイオンを全身で感じることができる

リラックスを求めるのなら、晴れの日よりも雨の日のほうがいいらしい。雨の日は、マイナスイオンが街中に広がるからだ。マイナスイオンは空気中に含まれるわずかな電気を帯びた分子集団のことで、ストレス軽減やリラックス効果があると言われている。

第3位:多少の遅刻は言い訳が効く

本当は寝坊だったとしても、まあ30分くらいまでは「いやあ参りましたね…こんな雨になるなんて思いませんでしたよ」とかニヤニヤしながら上司に遅刻の言い訳をすることができる。しかしそういう時に限って寝ぐせがいつも以上にとんでもないことになっているときがあるので、鏡をよく確認しておいたほうがいい。

第2位:基本的に家にいることになるのでお金がかからない

雨の日は帰路寄り道をせずになるべくまっすぐ帰る。とにかく早く家にたどりつきたい欲求に駆られる。家に帰れば、足湯をしながらボッサのリズムに身体を揺らしつつ読書を楽しむことができる。窓を開けなくてもそこそこ涼しい環境が待っている。不在通知が溜まってなかなか受け取れなかったAmazonの荷物が受け取れる確率も高くなり、ヤマト運輸のお兄さんのたくましい筋肉を拝むこともできる

第1位:農家のひとが喜ぶ

何かと日常生活に支障をきたす梅雨の時期であるけれど、農家のひとにとっては盛夏期の収穫に備えて水分を蓄える重要な時期でもある。何かと自分の都合を考えてしまうけれど、野菜を食べるときだけは雨に罪を着せるのをやめようと思う。

雨の日のデメリット

第5位:電車が急激に混む

都内の電車の朝の時間帯は基本的に混んでいるのだけれど、雨の日になった途端にどこから湧いてきたか分からないほど急激に混む。しかもこんな日に限って電車が遅延したり非常ベルが押されたり病人が出たりするので、雨の日は嫌いだ。さらにこの時期は半袖のひとが多く、雨によって余計に湿っているので、いろんなところからいろんな臭いがブレンドされてなんとも言えない気持ちになる

第4位:めざましテレビの占いランキングが良くてもどうでもよくなる

めざましテレビからとくダネ!に変わる前の占いランキングで上位になったとしても、基本的に雨の日は憂鬱になる。ラッキーアイテムがハンカチで携帯していたとしても大体びしょ濡れになっていてハンカチは顔しか拭えなかったりして、大してラッキーを味わった気分にならない。しかしながらこういう日に限って2位まで乙女座が出てこなくてワクワクしながら1位の発表で牡牛座が出てきたときの絶望感を味わう

第3位:傘を持っていくのが面倒だし気づいたらなくなっている

傘にそんなにお金をかけたくないのでビニール傘を買うと、今日みたいに暴風雨だと風に耐えられずにこんな感じになる。

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折角買った傘も途中で使い物にならず、結局濡れながら通行することになる。万一うまく傘をさすことが出来ても、コンビニの入り口で傘を置いておくとすぐなくなってしまう。電車で端っこの席に座ることができたときに手すりに傘をかけておくと、降りた時にもっていきそびれる。そもそも、荷物がひとつ増えるだけで億劫になるというのに、午後晴れた時には本当に持ち運びが面倒である。

第2位:湿気により髪の毛が膨張してまとまらない

特に髪の毛が少なすぎたり多すぎたりするということはないのだけれど、雨の日は普段より若干ボリュームが増えている気がする。そして大体ヘアスタイルが決まることはない。出発前にキメた髪型の彼は、駅で排泄ついでに手を洗ってたまたま鏡を覗き込んだときのぼくとは別人なのだ。

第1位:足が臭くなる

もう一番はコレ。今日もスニーカーがビショ濡れのグチョグチョで、とにかく蒸れる。今日はちょっと無防備に家を出たと反省しているのだけれど、油断して急に雨が降った時に濡れやすい靴だったときはテンションが急激に下がる。そして帰宅までムレた足と付き合わなければならない。職場で靴を脱いでムレた足をこんにちわさせるわけにもいかない。もしこれが許されれば職場でみながこんにちわして非常に複雑な香りが立ち籠めるであろう。これほどの拷問はないとぼくは考える。

防雨グッズを研究する

メリットとデメリットの両方を紹介したけれど、ぼくの中ではデメリット>>>>>>>>>メリットな感じで、とにかく雨の日になると濡れるわ、髪の毛は抜けるわ、臭いは気になるわで、不快感が募る。そういうわけで、この夏の防雨対策を考えてみた。よく英語の文法書に「You can't be too careful to prepare.」(備えあれば憂いなし)という言葉が載っているけれども、まさに雨の日こそ戦闘態勢で迎えられるようにバッチリキメていこうではないか。むしろ近所の西友に行けばそれなりに揃ってしまうところだけれど、ここでは水曜日の雨(明日は晴れるが水曜日は雨らしい)に備えて、誰でもすぐに買えるAmazonに限定して紹介していくことにしよう。

足の臭い対策にはレインブーツが間違いない

まずひとつ言わせてもらうと、今日のスニーカーは大失敗だった。そこで防雨対策の候補に上がるのが、「レインブーツ」だ。レインブーツはまあ長靴といえば長靴なのだが、雨の日を楽しむためにちょっぴりお洒落に気取っている。レインブーツはその丈に応じてロング丈・ミドル丈・ショート丈がある。また、どうしてもレインブーツは百貨店や大型の靴屋に行くと女性用のフロアにたくさん飾ってあるのでレディスだけを想像してしまいがちだけれど、メンズでもクールなブーツが意外と多い。

レディスのレインブーツ

レディスのブーツはロングからショートまでオシャレなモノが多くて、男としては嫉妬深くなるくらい豊富なラインナップが揃っているので、機能性はもちろんのことお洒落に気を使うのなら可愛くて長く使えるものを選ぶといい。今回ぼくは徹底的に雨よけに全身全霊を捧げるための調査を行い、その結果なぜかレディスのレインブーツの知識までバッチリ得た。もちろんそのポイントにはメンズに役立てそうなところもたくさんある。そういうことなので、まずはレディスから紹介していこう。

女性は折りたたみ可能なパッカブルのロングブーツがオススメ

ロングとショートでは機能性の上でもファッションの印象も随分違うので、最終的には自分の好みで選んでいけばいい。ロングブーツは濡れにくいというメリットがあるが、そのほかにも「足が長く見える」「美脚効果がある」というメリットがある。

もしもロングで買おうと考えているなら、ポイントは次の3点だ。

まず、軽いものを選ぼう。ロングブーツは他の丈に比べて少し重くなる傾向があるので、できるだけ軽い素材で作ってあるものがオススメ。また、軽いものを選ぶとなると素材は「ラバー」か「PVC(塩化ビニール)」のどちらかになる。そのチョイスの答えは、ダントツでラバーだ。ラバーは伸縮性があり足にフィットしやすく、隙間から水が入ってくることが少なく、なおかつ軽い。断熱性や防水性も高い。

最後に確認しておきたいのは、ブーツがPackableパッカブル、つまり折りたたみ可能かどうかだ。長靴はどうしても収納が邪魔になるので見送っていたひとは多いと思うけれど、折りたためるのであれば全然場所を取らないので、簡単に収納もできる

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その中でぼくがオススメしたいのはトドスの「パッカブルロングレインブーツ」だ。価格も比較的リーズナブルで、折りたたみ用の巾着がついている。裏地もオシャレな縞模様でかわいい。しかも、冬には雪除けのブーツとしても活躍するので、年中活躍する最強のブーツなのだ。

また、ロングブーツが苦手なひとはレインパンプスもあるが、防水とはいえ足元を隠す体積が少ないので、浸水してしまうこともある。それでも普通のパンプスよりは断然快適なので、選択肢のひとつに入れておくといいだろう。

メンズのレインブーツ

メンズでロングブーツというのも一応あるけれど、メンズで長靴を履くとちょっと滑稽に見えるので、通勤などで活用するなら男性は短めのショートブーツを履くといい。それで、メンズのレインブーツを探すと結構様々なスタイルのものが出てくるのだが、スニーカーブーツがダントツでオススメ。

さりげなく雨よけできるスニーカーブーツ

男性はレインブーツを履くと「いかにも」感丸出しなので、できるだけさり気なく履きたい。そこでオススメなのがスニーカーブーツ。防水性抜群の素材で作っておきながら、見た目は普通のスニーカーなので、ほとんどどのファッションにも違和感なく合わせることができる

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その中で注目なのがZENANの「ノンスリップウォーターシューズ」だ。先ほどのロングブーツ同様&&雨の日だけではなく雪の日にも対応していて、靴底はスリップしにくいように撥水ラバー加工が施されている**。

スニーカーは他の靴に比べて比較的身軽に動けるのが魅力で、雨の日だけでなく晴れの日に履いても違和感がないので、日頃から履いておけば急な雨でも心配要らない。もう少しお金を出せばレモンツリーセブンのようなオシャレな柄の入ったレインスニーカーも見つかる。

フォーマルならバッチリ撥水する革靴がベスト

ただし、スーツを着なければならないときは、スニーカーを履くわけにはいかない。そういう場合には、撥水加工を施した革靴がベストチョイスになる。

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デキる男は靴とお金にはお金をかけるという話はよく聞くけれど、雨に強くてコスパもいいのがREGALのビジネスシューズだ。高すぎるということはないが、安すぎることもなく、手頃な値段で雨に強い革靴が手に入る。紐靴なので、緩ければきつく締めることもできる。ブラウンが人気で、フォーマルな中でお洒落を演出できるのもいい

しっかりと手入れされすれば、5年くらい持つ。1足くらいは雨の日用の革靴を持っておきたい。

レインコートと広口の折りたたみ傘で水の入る余地をなくす

電車内で大変なことになるのは、結論からいうとみんな湿っているからだ。湿気こそ一番の天敵。つまり、濡れる余地のない完璧な防水仕様こそが電車内で爽やかに過ごす最大のコツだ。

最近のレインコートがオシャンティーすぎる

たまに自転車こぎながら傘さしてるひとがいるけれど、あれは危ないだけでなく、ちゃんと傘させてない。基本的に濡れているので諦めてほしい。それならいっそレインコートを着たほうがいい。

レインコートといえば、透明スケスケのダサいやつを想像してしまうけれど、最近のレインコートはファッション性も抜群だから、安心してほしい。例えばメルモンドのレインコートは男女問わず人気で、迷彩柄なのでステルスモードで気配を消すことができるし、雨の日のサバゲーにも重宝するに違いない

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さらにこちらはレディスものだが、なんかもうレインコートに見えない。

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ディーループのフード付きレインコートは、何と裏地がギンガムチェックになっており、袖を少し折り曲げるだけで超お洒落な感じを演出できる。もう見た目は普通のコート。これがレインコートなら、今までの透明スケスケのレインコートは何だったんだ…?

折りたたみのデメリットを克服した逸品を選ぼう

ぼくはこれまで折りたたみ傘といえば「持ち運びに便利」だけど「幅が狭い」「骨が折れやすい」というイメージがあった。しかしながら、幅広で骨組みがしっかりした折りたたみ傘があればどうだろう…?それこそが最強の傘に違いない!

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E-PRANCEの自動開閉折り畳み傘だ。最近自動開閉式の折りたたみ傘が流行っているが、こちらも例に漏れず開いたり畳んだりがボタンひとつでできる。これは一度体験してみてほしいが、傘の骨をイチイチ広げたりする必要がなくなって、とても爽快だ。なおかつ骨組みがしっかりしており、ある程度の強風にも耐えることができる。広口で濡れにくいのもいい。

2千〜3千円くらいで購入できるので、不快な思いをすることなく移動できるという意味では安い投資だ。レインブーツやレインコートと合わせれば、もうほとんど雨が入る余地を防ぐことができそうだ。

雨よけにもう一工夫するには

必要なグッズは分かったけれど、いやーこれだけじゃ不安。そういうときに工夫できるTipsをまとめておこう。

地下道を積極的に利用する

渋谷や新宿、池袋や東京、梅田や名古屋、栄など、比較的大きい駅は地下道も発達しているので、乗り換えはもちろん地上ではなく地下道を使おう。例えば新宿の場合はJRと西武新宿は一見すると離れているために地上を通らなければならないように見えるけれど、JR東口からサブナードをうまく渡ることで極力雨を回避することができる。渋谷も「しぶちか」という地下道がさまざまな乗換路線を繋いでいるので、地下を通ることで雨に濡れなくて済む

防水スプレー・撥水スプレーを使いこなす

どうしても防雨グッズが揃えられなかったり、カバンなどの荷物を運ばなければならないときには防水スプレーや撥水スプレーが便利。

防水スプレーと撥水スプレーの違いが分からないひとのために、少しだけ説明しておこう。防水スプレーは、生地の目も潰すように防水樹脂などを塗りこんだ加工で、水を通させない方法。雨合羽や雨傘のような加工のこと。水同様に空気も通さないので蒸れるのが短所だ。一方、撥水スプレーは、生地の表面にフッ素樹脂などを付着・固着させて水をはじく加工をする。防水加工に比べて通気性は良いものの、水圧がかかってしまうと水が染みてしまう。それぞれのメリット・デメリットを考えて選ぶのがいい。まだ持っていないなら「ロックタイト」が万能で驚くほど水をはじくのでオススメだ。

むしろ家を出ない

もうこれが許されるならずっと家にいるけどねー。雨の日こそブログ日和ではある。

室内プールに行く

いっそ濡れて帰ってくる、という選択肢。ちなみにオススメは千駄ヶ谷にある東京体育館で、ここはプールもジムも利用できて1回150分600円で、浴槽付きシャワールームがあり、平日は23時まで空いていて、しかもティップネスが運営しているのでマシンのクオリティもなかなか気に入っている。五反田の品川総合体育館温水プール付き350円で利用できる(プールなしなら1回200円)。

雨とともに悲しい過去を洗い流す

雨の日こそ、純喫茶の窓際でめちゃくちゃ薄いアメリカンコーヒーを飲みながら、半跏思惟はんかしゆい像のごとく物思いにふけるるのが、浪漫ってヤツだ。こうなったら、雨と一緒に悲しい思い出を綺麗さっぱり洗い流してしまおう。純喫茶のラジオからは「もう恋なんてしない」が流れているに違いない。

まとめ

そういうわけで、完全防備になりつつ、こうしたTipsを織り交ぜることで、2016年の雨よけは完璧になる予測だ。気象庁の梅雨速報によると関東甲信の平年の梅雨明けは7月21日頃なので、もう少し梅雨に付き合ってあげなければならない。どうせ付き合うなら、楽しい方がいいので、もう少しいろんな方法を考えてみようと思う。

ちなみに雨といえば、江國香織の「雨はコーラが飲めない」という短編エッセイが大好きで、それこそ雨の日に読んでいた。雨の日はひとといるよりひとりでいることのほうが多いので、純喫茶で読書なんていうのもいいかも。雨の日は嫌いだけれど、素敵な日にする工夫はきっと転がっている。雨を見てどんな気持ちになるかは、結局は自分自身なのだから。

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