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Brian'z Imagination

ブライアンねこの、頭の中。

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MVNO(格安SIM)の「データ容量無制限」は大ウソ!低速化とサヨナラして快適なモバイルライフを送る5つのポイント

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痔の次に日本人の多くが悩まされていること。それが、モバイル通信の低速化問題*1

実はぼく自身、低速化に悩まされ続けてキャリアを幾度となく放浪してしまった。ネット上でもこっちが繋がりやすいとかあっちが繋がりにくいとかいろんなコメントがあるけれど、だいたいのキャリアを渡り歩いてきたからこそ、同じ悩みを持つ子羊たちに何かしてあげられることはないかと思い、筆を取る。

結論から言うと、Amazonでも星4.3のレビューを誇る「OCN モバイルONE」が一番オススメ。しかも、ある条件を満たすことで「OCN モバイルONE」が最大6.6ギガ増えて、さらにお得になる。そして結果的に「データ容量無制限」「使い放題」を謳うぼったくりSIMより何倍も快適にモバイルライフを送ることができるのだ。

低速化とオサラバして、ストレスフリーの新生活を送る方法を、5つのヒントとともに紹介したい。

やっぱり時代は格安SIM。MVNOにするメリットって何?

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MエムVブイNエヌOオーとは「Mobile Virtual Network Operator」の略で、日本語では「仮想移動体サービス事業者」と呼ばれている。ザックリ言えば、携帯電話などの無線通信インフラを自社で持たずに、他社のインフラを借りて音声通信やデータ通信のサービスを提供する事業者のことだ。

高すぎる日本のスマホ料金…

スマホユーザーの平均月額利用料金は7,000円だと言われている。通話定額制や通話料、留守番電話サービスなどが加わるとさらに高くなる。しかも、キャリアの通信無制限サービスには通信料制限がついていて、それを超えると通信速度を制限されてしまうのだ。これでは携帯代だけでかなり痛手の出費となってしまう。こうして、たくさんの猫が悲鳴をあげた。

MVNOが誕生!ユニークさで差をつける!

そこで登場したのが、MVNOである。いろんな事業者や企業がキャリア(docomoとかauとかsoftbankとか)の無線通信インフラだけを借りて、「うちは音楽配信もついてますよ」とか「スマホも一緒に購入するとお得ですよ」といった付加価値を付けて参入したことで、ぼくたちユーザーはそれぞれのサービスの内容や料金を比較して、自分にいちばんフィットするプランを選べるようになった

MVNOの回線は基本的に3大キャリア(docomo・au・softbank)の回線を使っているため、こっちのサービスがあっちのサービスより格段に遅い、ということは、インフラ的にはないと考えてもらっていい。ただし、格安にする分、容量を選んでもらってそれを超えた分は通信が制限される(すなわち「低速化する」)ので、サービス内容をよく吟味して選ぶことが大切だ。

加速するMVNO加入率と溢れ出す低速化難民

総務省の報告書によると、2015年3月31日時点での大きな括りでのMVNOの契約数は892万となっている件。そのうち「SIMカード型」契約数は195万件だ。

一方、SIMカード型でのMVNOサービスを提供している事業者は、上記の時点で48社もある。そして各事業者がオリジナリティ溢れるサービスをさまざまに提供するので、ユーザー側は結構選ぶのが大変だ

そういうわけで、ぼくたちユーザーは、他人のレビューを頼りに膨大な数のプランから選ぶか、身銭を切って自分自身が実験的に契約し、体感するかのどちらかしかない。しかも、同じ「3ギガ」のプランでも事業者によって実際の通信速度が大きく変わるので、一見同じように見えるプランだとしても慎重にプランを選ばないと、あとで大きく損することになるのだ。実際に低速化に悩まされているひとはぼくの周りにも多い。

早まってはいけない、ヒントはある!

3つのキャリアの中から選ぶしかなかった時代とは打って変わって、本当に様々なプランが登場した。しかし、「自由」には「責任」が伴うものだ。どのプランを選ぶかは最終的には自分の判断であり、自分の責任となる。あとから「こんなに遅かったなんて聞いてないぞ!」と文句をいうことはできない。

最適なプランを選ぶ手っ取り早い方法は、すでにそのプランで契約したひとの話を聞くことだ。そのときのコツは、できるだけ複数の事業者を乗り換えたひとの話を聞くこと。ひとつだけでは、比較対象がおらず、それほど参考にならない(多くは主観に頼ってしまう)。ぼくはこれまでに5社を乗り換えた経緯があり(ここまでにかかったコストよ…)、今回はそうしたさまざまな障害に遭遇したときの情報を提供しようと思う。

基本的にこれだけサービスがあるので、使う頻度や使う目的(ネットしかしない、電話はIP電話で十分、等)によって最適なプランも変わってくるので、これが100%いいです!という断言は、難しい。しかしながら、これまでの数々の失敗にもとづいて、注意すべきポイントは示すことができる。ここでは、そうしたポイントを、注意点を添えて紹介していこう。

快適なモバイルライフを送るためのポイント

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ポイント1. 契約期間縛りを考慮しておく

3大キャリアで一番不満が募るのは2年間という長い契約期間だ。さらに、ちょうど2年の節目である更新月でないと違約金が発生してしまい、なかなか身動きが取りづらい状況となる。だいたい都合よく解約できた記憶がない。

その点、格安SIMにおいては、契約期間の縛りがほぼない。ここで「ほぼ」と言っているのは、厳密にいうと、そうではないプランも存在するからだ。音声通話対応SIMが、それにあたる。

音声対応SIMの場合、契約期間が存在し、ほとんどのプランが6ヶ月間と定められている。要するに、電話番号を利用したい場合には半年の縛りが発生してしまうということだ。ただ、これに関していえば、3大キャリアと比べれば長いものではないし、データ通信専用SIMの場合はその期間を考慮する必要はないので、特段気にする必要はないかもしれない。

ただし、少し高い金額を出してでも本当に「音声通話対応SIM」にするのかどうかは、考えておきたい。なぜなら、データ通信専用SIMでも、通話することは可能だからだ。「050plus」や「Smartalk」のようなIP電話アプリを使えば「050〜」で始まる電話番号が付与されて、普通に電話をすることができる。ぼくはこれで不便なく暮らせている。また、LINEの承認などでテキストメッセージ(SMS)が必要な場合でも、最近では「textplus」や「Nextplus」といったサービスを使えば無料で簡単にSMSを利用することができるといった点からも、ぼくはデータ通信だけで十分だと判断した。

無料SMSサービス「Nextplus」を使う方法が解説されている。

こうしたことも考慮しながらプランを選べば、スマホ料金が本当に安く押さえられるのだ。

ポイント2. 「データ容量無制限」の落とし穴を知っておく

ある程度MVNOを渡り歩き、低速化に悩んだひとなら、一度は考えるであろう「データ容量無制限」。大抵の格安SIMは「3ギガ」とか「5ギガ」とか容量が決まっているけれど、中には「容量無制限」「使い放題」を謳うSIMカードが存在する。

現状「使い放題」を謳うサービスは、「U-mobile」「ぷららモバイルLTE」「b-mobile」「ワイヤレスゲート」「UQ mobile」「@モバイルくん。」の6サービスが容量無制限で展開している。

これらのサービスを選ぶのは、モバイルwifiルーターを単体で契約するよりも安くなるからにほかならないのだけれど、そこには大きな落とし穴が存在する。それは、「つなぎ放題」にもかかわらず「通信制限がかかる」ということだ

これはぼくもはじめ「は…?」と疑った。しかし本当に「使い放題」にもかかわらず通信制限がかかってしまうのだ。これは「3ギガ」とか「5ギガ」などの容量が決まっているSIMで容量を使いきってから低速化するのと違い、例えば3日で1ギガを超えると制限、などがそうだ。

ぼくは「U-mobile」「ぷららモバイルLTE」「UQ mobile」のつなぎ放題を試した。なかでも「U-mobile」は通信制限がかかると文字通り「何にもつながらない」ので、「使い放題」を全く感じることなく高いお金を払ってしまった

名前の割に結構ひどい…。

ちなみに上記3つの中では「ぷららモバイルLTE」が比較的つながったが、基本的に遅くて月額2,980円と格安SIMの中では結構高い。「OCN モバイルONE」で低速化してるときと正直あまり差を感じることはなかったので、つなぎ放題からは手を引くことにした。

ポイント3. ブロガーにとってテザリングできるかどうかは重要

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格安SIMを選ぶ理由の中でもっとも大きなものは、いかにスマホ料金・通信費を下げられるかということだ。だから、毎月大きな出費となるモバイルwifiルーターはできるだけ持ちたくないし、テザリングできる格安SIMが増えてきたのでネットはそれで事足りる

しかしながら、全ての格安SIMがテザリングできるわけではない。ここが注意点だ。

ぼくの場合、この問題は「容量無制限」事件と同時に起きた。それは「UQ mobile」を使っているときに起こった。

「UQ mobile」はネットではテザリングができるという情報が流れていたが、しかしiPhoneでは使うことができないのだ。今のところぼくはdocomo回線ではほぼ間違いなくテザリングを使うことができると確認しているけれど、UQ mobileはauの回線を使っているため、iPhoneではテザリングが出来ないのだ。さらに「使い放題」にもかかわらず3日間で3ギガ使うと通信制限がかかるというダブルパンチが、ぼくが速攻で解約する動機になった。

ポイント4. ターボ切り替えができるとクソ便利

格安で「使い放題」の幻想がなくなったいま、できるだけ大きな容量を上手に使いこなすことが戦略上重要となってくる。逆にいえば、容量をうまくつかいこなせば、通信制限のストレスもほとんど感じることなく1ヶ月を過ごすことが可能だ。

これを可能にするのが「高速⇔低速」の切り替えモード(いわゆるターボ切り替え)がついている格安SIMだ。現状、専用アプリをダウンロードすれば切り替え可能なMVNOは「OCN モバイルONE」「BIG SIM(IIJ mio)」「b-mobile」「DMM mobile」「楽天モバイル」「mineo」の6サービスだ。

ターボ機能が使えると、ここぞという時のために容量を温存しておくことができる。例えば、twitterやLINE、はてなブログを見るときには「低速」にしておいて、テザリングや動画を閲覧する場合のように高速でないとできない通信には「高速」を使う。このように使うと、高速データ容量を節約することが可能だ

ちなみに「U mobile」の無制限プランは制限がかかると解除されるまで最長3日待たなければならず、本当にイライラした。自分で調整することができるのは、実は格安SIMにおいては大きなメリットになるのだ

ポイント5. 容量追加オプションがあるところを選ぶのが◎

「3ギガ」「5ギガ」のように契約すると、その契約容量を超えると通信速度が遅くなってしまう。しかし、ここぞというときに使えないとイライラするものだ。だから、万が一のときに備えて容量オプションが使えるところが便利

データ量を追加できるMVNOは、「楽天モバイル」「BIGLOBE LTE・3G」「DMM mobile」「IIJ mio」「OCN モバイルONE」の5サービスだ。ただし、100MBごとに300円というところが多いが、100MBなんぞあっという間に使ってしまう。「DMM mobile」は100MBで200円と他社より安いうえに、そのほか500MBで1,000円、1000MBで2,000円というのも選べる(別にお得ではないけれど、買い込むことはできる)。また、「OCN モバイルONE」は500MBで500円だけれど、プランによっては爆速で1日使い放題500円を選ぶことができる(これに何度救われたか…)。

まとめ

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そういうわけで、踏んだり蹴ったりのMVNOライフを送ってきたわけだけれど、一部は全くムダにさえ思える軍資金を投入したおかげで、今ではおかげさまで快適なモバイルライフを過ごしている

それで、結局はどこがいいのか。「OCN モバイルONE」の「500kbps(15GB)コース」が断然オススメだ。「OCN モバイルONE」は料金プランが豊富なのも魅力で

■日次コース

  • 110MB
  • 170MB

■月次コース

  • 3GB
  • 5GB
  • 10GB
  • 500kbps(15GB)

とさまざまなコースが用意されている。他のコースはLTEなので最大150Mbpsまで使うことができるけれど、「500kbps(15GB)コース」は常時最大500kbpsの速度と遅くなる代わりに、15GBまではこの速度でつながって、月額1,800円と大変オトクだ。ぼくはこのコースを使っているけれど、動画も多少粗くなるだけで、ほとんどストレスなく使うことができる。どうしても動画をきれいに見たいなら、2,300円で使える「10GBコース」をターボ機能を使って上手に使うのがいいだろう。

ちなみに…

通常SIMカードを調達する場合は、どのMVNOもSIMカード費として3,000円(+消費税)がかかるけれど、実はちょっとした「裏ワザ」が存在する。それは、amazonでSIMカードを購入するという方法だ。

例えば先ほどの「OCN モバイルONE」のデータ専用SIMの場合、micro SIMだと430円(86%OFF)で購入することができる(しかも税込!)。もちろんamazonポイントも付いてくるのでお得だ。さらに2016年6月1日(水)から8月31日(水)までキャンペーンをやっており、日次コースの場合、1日あたり50MBを1年間、計約18GB相当を増量し、月次コースの場合は1ヵ月あたり1GBを1年間、計12GBを利用開始月の翌月から増量してくれるのだ。なんて気前いいのよこれ…(笑)

■日次コース(+50MB)

  • 110MB→160MB(最大月4.8GB相当)
  • 170MB→220MB(最大月6.6GB相当)

■月次コース(+1GB)

  • 3GB→4GB
  • 5GB→6GB
  • 10GB→11GB
  • 500kbps(15GB)→500kbps(16GB)

SIM選びは各自の自己責任だ。しかしながら、MM総研が発表した2015年3月末時点の事業者シェアを見ると「OCN モバイル ONE」のシェアはNo.1なので、使いやすさは数字が証明してくれている。

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*1:痔を自覚しているひとは日本人の3割以上だと言われている