Web界隈で最近気になるWebサービスとか集めてみた【2017年8月版】
インターネットに触れている時というのは、大抵ひとりのときだ。 ここ半年くらい、おかげさまでいろいろな人に出会い、ブログを書くのも疎かになってしまったけれど、またひとりになる時間が増えそうなので、またブログを書き始めようと思っている。
さて、今夏の池袋はサウナのような状態になっているけれど、人混みに負けず冷房を効かせたサンシャインシティの一角で、コツコツと収集していたWebサービスをおよそ1年ぶりに紹介していこうと思う。
海外編
Topol.io
Topol.ioは無料から始めることができるかっこいいデザインのHTMLメールが作成できるエディターだ。 デスクトップベースで、豊富なテンプレートを選べば簡単にセンスのいい画像入りのメールを作成することが可能。
Matte Mockups
Matte MockupsはCSS3をベースにしたiPhoneやiPadなどのモックアップだ。 画像埋め込み型のモックアップエディターはたくさんあるけれど、CSSに埋め込む形なので、画面の中身をインタラクティブに操作することもできる。
takt
taktはブラウザで動かせる簡易的なタイムトラッカーだ。 いちいちアプリをインストールして立ち上げる必要がないし、なによりかっこいい。
copypants
copypantsはWeb上で使われている画像が盗用されてしまった場合に自動で知らせてくれるツールだ。 100イメージまでの登録は無料だが、無料プランでも十分に使うことができる。
BookAuthority
BookAuthorityはテック界を中心としてさまざまなビジネスリーダーたちが推薦しているビジネス書籍をチェックできるサイトだ。 Microsoft CEOのナデラや、Alphabet会長のエリック・シュミット、プロフェッショナルコーチのアンソニー・ロビンズやSpaceX CEOのイーロン・マスクなど、名だたる人たちのおすすめの本をチェックできる。 もちろん洋書なので、英語の勉強にもなるだろう。
Shotty
ShottyはMacで撮影したスクリーンショットをメニューバーで整理して選択することができるMac用のアプリだ。 デザイナーやブロガーなど、頻繁にスクリーンショットやキャプチャーを撮っておく人におすすめ。 120円の有料アプリだが、缶ジュース1本分と考えれば安いものだ。
Hall Monitor
Hall MonitorはSlackのプラグインで、Instagramのユーザー数やMailChimpの新しいメールの購読者数、Twitterの新しいフォロアー数などをレポーティングしてくれる。 Googleアナリティクスも対応しているので、いちいちアナリティクスのレポートを開かなくともレポートを作成してくれるのは本当に便利。
Ten Years Ago
Ten Years Agoは、YouTubeやAmazonなどのウェブサイトの10年前の様子を確認できるサイトだ。 YouTubeやAmazonの10年前の様子を見ていると、まるで今のYahoo!Japanのトップページを見ているようで、使いにくそうだなぁと吐き気がしてくる。 テーブルレイアウトが主流だった時代。10年前は高校生だった。 時が経つのは早い。
Lungo
LungoはMacをスリープ状態にさせずにアクティブにしたままにしておくアプリだ。 何かをダウンロード中で放置しておきたいときなどに非常に役立つ。
Meetingbird
MeetingbirdはGmailの閲覧ページにGoogleカレンダーを表示することができるGoogle Chrome用のエクステンションだ。 メールを確認しながら、空き時間を確認したり、ミーティングを設定したりすることは何かと多いので、Gmailユーザーはきっと重宝するだろう。
InvestorDeck
InvestorDeckは世界中の投資家のプレゼンテーション資料を気軽に閲覧できるサイトだ。 Webサービスを作ったはいいけれどエンジェル投資家を探したいときに役に立ちそうだ。
Logo Maker Shop
Logo Maker Shopはセンス不要でかっこいいロゴをたったの5分で作成することができるiOS用のアプリだ。 普通ならIllustratorが必要な複雑なロゴも、あっという間に完成させることができる。
Grabient
Grabientは何かとWebデザインで流行中のクールなグラデーションカラーを見つけることができるコレクションサイトだ。 気に入ったグラデーションがあれば、ワンクリックでCSSをクリップボードにコピーすることができる。
USE Together
USE Togetherでは、スクリーンシェアリングサービスを提供している。 同じ画面を見るだけならよくあるサービスだが、これが誰のマウスカーソルなのかが一目でわかるように、色のついたマウスカーソルが表示されるのが秀逸。 何気ないアイデアだとは思うけれど、なんで今まで誰も思いつかなかったのかが不思議だ。
PLOTAGRAPH
PROTAGRAPHは静止画をAIの力によって動いているような写真に見せるWebサービスだ。 空や海、火や風、煙など、本来動的に見えるものを検知して動かしてくれる。
Replica
Replicaはスマートフォンでも動く、テキストスタイルのパーソナルAIアシスタントだ。 いわば現代版の「たまごっち」や「どこでもいっしょ」といった感じだろう。
Pokemon Font
Pokemon Fontは90年代のゲームボーイで使われていたようなかつてのピクセルフォントをダウンロードすることができる。 なんとポケモン金・銀で登場したアンノウンまでフォント化されている。 海外のサイトにもかかわらず、ひらがな・カタカナも収録されているのがすごい。
PickedMail
PickedMailはAIを搭載したメールクライアントだ。 機械学習機能により、使用者にとって重要な情報をできるだけトップに出し、ほとんど見ていない情報は表示の優先順位を下げる。 iPhoneで利用することが可能だ。
CryptoVue
CryptoVueはビットコインやリップル、イーサリアムやライトコインなどの主要な暗号通貨の現在の価格を、上昇率とともにチェックできるWebサービス。 Vue.jsで作っているのでこの名前がついているとのことだ。
国内編
Sugar Study
Sugar Studyは「やる気が出ない」「集中が続かない」「スマホの誘惑に勝てない」「暗記ができない」といった勉強に関するさまざまな悩みをリアルタイムに解決してくれるチャットサービスだ。 利用する時間はたった5分間かもしれないが、勉強中のもやもやがもしかしたら解決するかもしれない。
drip
dripは、影響力のあるブロガーに、広めたい商品をPRしてもらうことができる、インフルエンサーマーケティングサービスだ。 この手のサービスはInstagramが主流だが、ブロガーに注目している点で新しい。
MASTMAN
MASTMANは、マストドンのトゥート予約投稿やフォロー管理、分析などが利用できるサービス。 「mstdn.jp」「friends.nico」「pawoo.net」「mstdn.fm」の主要なインスタンスだけでなく、そのほかのインスタンスでも利用することができる。
CAFEPASS
CAFE PASSは、PC作業、勉強、デート、女子会など様々なシーンにマッチするカフェを簡単に探す事ができるカフェ専門の検索サイト。 余談だが、先月CAFE PASSを作っている青年と渋谷のコワーキングスペースで話す機会があったのだけれど、かなり爽やかだった。
シューマツワーカー
シューマツワーカーは、週末などの空いてる時間にテレワークなどで副業をしたいひとに、スタートアップで働ける企業を紹介してくれるサービスだ。 Amazon EchoでAlexaアプリを開発する案件、婚活アプリのWebマーケターなど、面白そうな案件も多い。 スキルがある人はぜひ門戸を広げてほしい。
souco
soucoは、倉庫を持っているひとの空きスペースと、借りたい利用者を繋げる倉庫マッチングサービス。 空いている倉庫を50坪、小ロットから利用することができる。
Timebank
Timebankはメタップスが始めた「時間」の取引所だ。 10秒単位で時間をリアルタイムに売買できる仕組みだ。 時間発行者の将来性が期待でき、長期的に応援したい場合は、時間を購入して使わずに保有し続ける「タイムオーナー」という選択肢もある。
CREATORS CLICK
CREATORS CLICKは、様々な分野で活躍するクリエイターとユーザをつなげて仕事を依頼できるマッチングアプリ。 結婚式での写真撮影を始めとして、プロに任せたいときに役立ちそうなサービスだ。
spacehacker
spacehackerは、都内に特化した電源・WiFiスペースの口コミサイトだ。 だいたいカフェで仕事や勉強をすることが多い人は、カフェに電源やWiFiがあるかどうかは非常に重要だろう。 2杯目のコーヒー半額とか、こだわりの豆を使っているとか、知って嬉しいプチ情報も掲載されている。
Trustalk
Trustalkは、架空の電話番号を発行することで、お互いの電話番号を知られずに電話をかけることができるサービスだ。 通話内容の録音、SDKによるカスタマイズなど、ありそうでなかったサービス。
SELECTTYPE
SELECTTYPEは、予約フォームやアンケート機能、顧客管理機能などが標準でオールインワンパッケージになった高機能ホームページビルダーだ。 これだけの機能がついて無料から使うことができるのはありがたい。
ビギナーズ
ビギナーズは、カメラやドローン、DJなど、趣味を探している人向けにさまざまな趣味の初心者向けハウツーや道具などを紹介してくれるメディアだ。 新しいことを始めようと思っても何から手をつければいいのかわからないけれど、これがあれば安心だ。
マメタス
マメタスは、日々の買い物などで発生したお釣りでコツコツ積み立て投資ができるアプリだ。 ドルコスト平均法による積み立て投資はリスクを考慮して最も有効な投資手段のひとつなので、それをおつりで行えるサービスは、ずぼらなひとにも向いているのかもしれない。
まとめ
最近よく思うのは、知らないうちに世の中便利なサービスが溢れかえっているということ。 昔は「デジタルデバイド」(情報格差)という言葉があって、倫理や政治経済で高校生たちも教わるそうだけれど、そのうち「サービスデバイド」のような、便利なサービスがあるのに知らないから使っていない人々と、便利なサービスを使いこなしまくって、コストをそんなにかけなくとも裕福な暮らしができる人々に二極化していくんじゃないかな、と考えたりもしている。
そういえば、WeWorkのホームページを見たけれど、東京にももうすぐオフィスができるそうだ。 月間45ドルからと結構安く、高速インターネットに業務用プリンタ、駐輪場にローストコーヒー、私用電話ボックスに作りたてのジュース、郵便＆荷物サービスまでついて、コミュニティにも参加できる。 便利なサービスは、どんどん使っていきたい。
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