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Brian'z Imagination

ブライアンねこの、頭の中。

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家でゆっくり珈琲が飲みたくなったら【自宅で最高においしいコーヒーを淹れる方法】

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ぼくは少し混雑したカフェでブログを書くのが好きだ。少しくらい雑音があったほうが集中できるし、集中力が切れたころに耳を広げるといろんな会話が聞こえてきて、意図的ではないにせよ聞き耳を立ててしまうけれど、それがまた楽しい。都内のカフェはどこも混んでいて席を取るのも大変だけど、毎日違った顔ぶれで店を囲んで、それがまた楽しい。

それでもたまには、羽を伸ばしてゆっくりしたい時もある。
そんな時には、自分でコーヒーを淹れる。自分で淹れたコーヒーは、想像もしないようなインスピレーションを引き出してくれる

ぼくは大学生までは、お手軽に粉末のコーヒーを飲んでいたけれど、やっぱりコーヒーは自分で淹れるのがおいしい。
そういうわけで、今回は「自宅で最高においしいコーヒーを飲むための手順」について書いていこう。
このエントリーを読めば、自宅で簡単においしいコーヒーを淹れることができる。気に入った味のコーヒーをお気に入りのタンブラーで飲みながら、読書をしたり、勉強したり、アイデアをノートに書き留めたり、好きなことができる
そんな想像力を湧きたてる最高においしいコーヒーの淹れ方を紹介しよう。

最高においしいコーヒーの淹れ方の手順

自宅でもおいしいコーヒーを飲みたいのであれば、即席の既成品だとすぐに飽きてしまうだろう。
自分で豆を選び、自分で豆を挽き、自分で淹れることだ
あまりコーヒーに愛着がない頃は少し手間かもしれない。けれど、美味しいワインを選ぶのにソムリエが時間をかけるように、コーヒーも豆から選んでいったほうが、最初から最後まで楽しむことができるし、そのほうがもっとコーヒーを好きになる。

基本的には、コーヒーは次の手順で淹れることになる。

  1. 豆を選ぶ
  2. 焙煎する
  3. 豆を挽く
  4. 淹れる

たったこれだけ。
こうやって見ると至ってシンプルな手順だけれど、一つひとつは奥が深くて、じっくりとこだわることだってできる。
まずは一つずつ見ていくことにしよう。

1. 豆を選ぶ

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豆によって、風味や酸味、コクなどが全然変わってくるので、豆選びこそコーヒーを淹れる上で最も重要なステップだと言える。
こうした知識がなくとも、手っ取り早くコーヒー豆を手に入れるのであれば、スターバックスなどのコーヒーチェーンでブレンドコーヒーを購入したり、KALDIなどのコーヒー豆専門店で生豆から購入することもできる。

お店に行けば、コーヒーに詳しい店員さんが「苦味が弱いもの」「コクが強いもの」などそのコーヒー豆の特徴を教えてくれたり、その日の気分を伝えればオススメの銘柄をチョイスしてくれたりする。
ここでは、自分でコーヒー豆を購入する際にチェックしておきたいポイントを、いくつか挙げてみよう。

A. 香り

コーヒーが引き出す「香り」は、粉自体から出す「フレグランス」・抽出液から立ちのぼる「アロマ」・飲む時に味とともに感じる「フレーバー」の3つから成り立っている。香りはコーヒーの個性を表すので、実際に飲み比べて楽しむといいだろう。

B. 酸味

「酸味」はコーヒーの産地や気候条件によって強弱が変わってくる。一般的に、標高が高く、気温差が激しい栽培条件になると、酸味が強くなる傾向がある
ちょうどよい酸味は、コーヒー果実本来の酸味を感じさせるものだ。
ただ、酸味が強いコーヒーは好みが分かれると思われるので、試飲できるのであれば酸味が強いコーヒーでも大丈夫か味わってみるといい。

C. ボディ

コーヒーのコクのことを「ボディ」といい、コーヒーを口に含んだときに感じる舌触りがどれだけ濃厚で複雑かを教えてくれる。
ボディの強弱についても栽培条件によるところが大きく、一般的には気温差があり雨季・乾期がはっきりしている場合には濃厚なボディになると言われている。

D. アフターテイスト

コーヒーを口に含んで飲み込んだあとに、口の中で広がる風味のことを「アフターテイスト」と呼ぶ。
この余韻が長続きすると、豆本来の力強さを楽しむことができる。
ボディが強いとアフターテイストも長く楽しめるので、アフターテイストも栽培条件と関係してくると言える。

E. バランス

香り・酸味・ボディ・アフターテイストのバランスはどうだろう。
調和しているか、あるいはどれかが突出しているか、欠如しているか。調和しているのが好きなひともいれば、酸味が強かったり、ボディの薄いのが好きなひともいる。
自分の好みのバランスを見つけてみよう

F. ストレート or ブレンド

「コロンビア」や「スマトラ」といったように単一の地名がついているのが「ストレート」で、産地ごとの個性を楽しむことができる。
一方で、複数の産地のコーヒー豆を一定の割合で配合したもの「ブレンド」といい、ストレートだけでは引き出せない風味を味わうことができる。
コーヒーショップによってはオリジナルのブレンドを販売しているところもあるので、そのお店らしさを感じるのにブレンドを楽しむのもいいだろう。また、豆選びに慣れてきたら自分だけのオリジナルブレンドに挑戦してみるのも楽しい。

G. 豆 or 粉

コーヒーを購入するときに注意したいのが、豆のまま購入するか、粉で購入するかだ。
豆で購入すれば、コーヒー豆を挽くところからゆっくりと楽しむことができる。
あらかじめミルで挽いてある粉タイプであれば、ドリッパーやサーバーがあればすぐに淹れることができるというメリットもあるけれど、空気に触れる時間が長くなると風味が落ちてくるので、どれくらいの頻度で自宅で飲むのかを考えて購入するのがいいだろう。

2. 焙煎する

生豆きまめのコーヒーをる作業のことを焙煎ローストと呼ぶ。

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基本的に収穫と精製を経た豆は淡い緑色をしていて、この状態では飲むこともできないし、香りも味もほとんどしない。
焙煎し終わると、いわゆるコーヒーショップで見るような茶褐色や黒褐色に変わっていく。焙煎することによって、苦味や酸味、香りなどのコーヒー独特の香ばしさが生まれる

コーヒー豆の販売店でお願いすれば気軽に焙煎までしてくれる。
自宅で焙煎する場合は、自宅用の焙煎用具を調達することもできるけれど、わりと値が張るので、代わりに手網とガスコンロを使って焙煎するのが簡単だ。

UCCで紹介されている自家焙煎の手順がシンプルでわかりやすい

豆はどれくらい炒るかで風味が変わってくる。

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炒りかたが深くなるほど、苦味やコクが増してくる。はじめて自宅でコーヒーを淹れるなら、シティローストからはじめてみよう。
濃いめが好きでも、イタリアンローストは苦味が強すぎて苦手なひとも多い。少しずつ調整していくのがオススメだ。

3. 豆を挽く

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同じ豆でも、どれくらい細かく挽くかによって風味も変わってくるし、抽出器具によっても最適な挽き方が変わってくる。どれくらいの粗さで挽けばいいのかを見てみよう。

粒度と抽出方法

挽いたコーヒー豆の細やかさのことを粒度りゅうどという。
粒度が小さく細挽きになるほどお湯との接触面積が増えるため、色も鮮やかで香ばしくなる。ただし、後述する抽出器具のどれを使うかによってどれくらいの粒度が最適かは変わってくる。

コーヒーミルは手動式がオススメ

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コーヒー豆の販売店では豆を挽くところまでやってくれるので、好みの粒度を伝えよう。
家で引く場合には、自分でコーヒーミル(グラインダー)を調達する。
家庭用のコーヒーミルはいままで手動のものが多かったけれど、最近では豆を入れてボタンを押せば自動で挽いてくれる全自動コーヒーミルも出てきた。豆を挽く時間は圧倒的に短いというメリットがある一方で、粒度がばらつくこともあるし、概して全自動のほうがコストがかかる。

こだわってコーヒーを淹れるなら、自分の手で挽く手動式がオススメだ
最近はリーズナブルでオシャレなデザインのミルもたくさん出ているので、飾っておくだけでもインテリアになる。
粒度はスクリューなどを調整して好みの大きさにすることが可能だ。

コーヒー豆は、粉砕した瞬間がもっとも香りを放つけれど、粉にすると表面積が増えた分湿気りやすくなり、酸化しやすくなるので、面倒でも淹れる直前に必要分だけ挽くのを心がけよう
お店で挽いてもらった場合は、できるだけ密閉できる容器を選ぶのがコツだ。

4. 淹れる

家庭でコーヒーを淹れるなら、ペーパーフィルターを使用したハンドドリップが最もポピュラーだ。フレンチプレスを使用して味をじっくり抽出していく方法もある。最近ではドリッパーもペーパーフィルターも100円ショップで簡単に入手することができるようになったので、まずはハンドドリップからはじめてみよう

ハンドドリップの詳しい手順はUCCの動画が最も参考になる

コーヒー1杯を淹れるのに、10〜12gの粉砕した豆を使う。
コーヒー豆の種類や焙煎度は好みにあわせていけばいいけれど、豆から挽く場合には「中細挽き」がベスト(なければ「中挽き」でもOK)。
コーヒーをうまく蒸らすことが美味しさのポイントだ。抽出したコーヒーは、あらかじめお湯で温めておいたコーヒーカップに温かいうちに注ごう。

慣れてきたらステンレスを使おう

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ぼくは抽出器具にKINTOというキッチンウェアブランドの「KINTO CARAT」というステンレスドリッパーを使っている。
ステンレスドリッパーは、ペーパーフィルターが不要なので経済的かつ、コーヒーオイルをそのまま抽出できるので、ペーパードリップ以上に香りを楽しむことができる

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ステンレスドリッパーはいろんな種類があるけれど、まだ持っていないのであれば断然KINTOがオススメだ。
KINTOシリーズには「KINTO CARAT」の他に新商品の「KINTO カラフェ」「KINTO コーヒージャグ」がある。ポットがお洒落なガラス製で、インテリアにもピッタリだ。
氷を入れて少し濃い目に抽出すれば、アイスコーヒーも淹れることができる

KINTO CARAT

淹れたコーヒーを味わおう

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いま見てきた1〜4の手順も、少し変えるだけで味が大きく変わる。しかし、これこそが自宅で淹れるコーヒーの魅力だともいえる。
いろんな種類のコーヒー豆を試して、自分だけのコーヒーを淹れてみよう。
1人で飲むためにコーヒー豆を買うのであれば、100gで十分だ。100gあれば、その種類だけで8〜10回楽しむことができる。
ぼくは随時3種類のコーヒー豆を、気分に応じて飲んでいる。
また、朝はたっぷり飲みたいのでマグ、夕方にはカフェイン少なめでコーヒーカップで飲むのだけれど、器によってもまた気分が大きく変わってくる。それが面白い。

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「珈琲魂(コーヒーソウル)」というブレンドコーヒー専門店のサイトでは、世界でたったひとつの「マイブレンド」を作ることができる。
配合するコーヒー豆を2種類以上選んで、豆の配合の割合を決めると、「苦味」「酸味」「甘み」「香り」「コク」「キレ」「独創」の観点でグラフを表示してくれる
自分の好みの味を確認しながらオリジナルブレンドが作れるわけだ。
作ったレシピで豆を配合して、購入までできる。2〜5営業日で自宅まで届けてくれる。

ぼくはさわやかなキレを楽しみたいので、「マンデリン・スマトラ」40%、「コロンビア」30%、「ブラジル・サントス」20%、「キリマンジャロ・キボ」10%のブレンドを好んで飲んでいる。
キリマンジャロは酸味が強いので、ベースとしてキリマンジャロを使うことが多い。また、モカはよくフルーツの香りに例えられるように、風味が豊かで、アロマティックな香りが楽しめる。ブラジルは酸味と苦味のバランスがほどよい。さらにハワイ・コナを加えることで口当たりのよいサッパリとした味になる。

カフェのコーヒーの味に飽きたら、自分でコーヒーを淹れよう。
淹れたてのコーヒーだけでなく、コーヒーを淹れるプロセスも、きっと楽しめるはずだ

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