'社会人学生'になったのでAmazon Studentの恩恵を13個すべて享受させていただこう【+社会人学生になるには】
思い立ったが吉日、とはよく言ったものだ。
ぼくは前職では働き詰めで肉体的にも精神的にも追いつめられていたことがあり、仕事を辞めてからはおもいっきり好きなことをしたいと考えていた。
だから退職後の約2ヶ月間はニート生活を堪能して、例えばこんなことをやった。
- 二輪免許を取得してバイクに乗り始めた
- 整理収納アドバイザーの資格を取った
- 山登りを趣味としてはじめた
- 自宅で粉を挽くところからコーヒーを淹れるようになった
そういうわけでブログもそんななかに乗じてはじめてみた。自分の考えていることを整理できるし、こんなブログなんかでも本当に緩やかにだけど読んでくれるひとが増えてうれしい。
そうそう、もう一つ新しいことを始めた。それは「学生」だ。
別に新たに学歴が欲しいとか、そういうことではないのだけれど、仕事を辞めてからなんだか手持ち無沙汰になって、通信制の大学を探した。
ただ、ぼくにはそれほど予算もなかったのと、やるからには真面目に勉強したいと思っていた。条件を満たした大学として最終的に候補にあがったのが、年間12万円で通えて、卒業のハードルが若干高い(!)という噂の某大学の通信教育課程に決めた。教材費など少々かかるものの、年間1万円で通えるのはおいしい話だ。その魅力については、後ほど書いていくこととしよう。
正直なところ、これまで大した学歴もなかったし合格するかどうか不安ではあったのだけれど、ちゃんと志望理由を書いたら、しばらくして合格通知が手元に来た。無事に学生証も届いたことなので、夜中に勉強しつつブログを書きつつ、2年半という短い期間なので、社会人学生としての特権【学割】を思いっきり活用したい。
ところで今日は、社会人学生になったのでAmazon Studentに加入したら恩恵を享受しすぎて浮いたお金で1年ぶりに廻らない寿司を食べにいったという話を少々。
交通機関に学生料金があるように、Amazonで買い物をするときにも、「Amazon Student」を利用するひとは、利用しないひとに比べて、学生であるだけで格段にお得に買物ができる。
ただでさえお得なAmazonで、本を買えば10%ポイントが貯まり、お急ぎ便が無料で使い放題。急に必要になったときに、参考書や文房具がサクッとゲットできる。しかもタダ同然で2000円分のポイントまで付いてくるのだ。
学生なのにAmazon Studentを享受しないなんて、あんこのほとんど入っていないアンパンマン同然だ。
そんなAmazon Studentの魅力について、学生だけでなく、学生さんの親御さんや、これから社会人学生になるひとも、絶対に確認しておこう。
Amazon Studentの特典がすごすぎる
まずはAmazon Studentの特典について。上の写真だけみても、かなりインパクトがあって、例えば
- すべての書籍が10%ポイント還元
- Prime Music:100万曲が聴き放題
- プライム・ビデオ:有料会員に移行すると映画・ドラマが見放題
- 日用品・サプリ:定期便利用で15%OFF
- ご紹介で1,000円クーポン
はっきり言ってこれだけでもすごい。
さらに、メールでAmazon Student会員限定でのキャンペーンが届くんだけれど、これがまたすごい。
5/22(日)まで、Kindle・Kindle Paperwhiteが4,000円OFF。これを使えばKindle Wi-fiモデルが5,000円以下で買えてしまうというAmazonの独壇場になっている(しかもAmazon Student会員は当日お急ぎ便が無料なので最短でその日のうちに届くという神対応が本当にすごい)。
規約についてもまとめてみた
それでは、Amazon Studentに登録するための条件について見ていこう。
- 日本国内にある大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の学生であること
- 「ac.jp」等の学生用Eメールアドレス(当サイトの基準によります。)を持っていること(学生用Eメールアドレスがない場合>は、学生証の写しなど学生であることを確認できる書類をカスタマーサービスにお送りいただく必要があります)
- Amazon.co.jp のアカウントを持っていること
- 年会費をお支払いいただくためのクレジットカード、au WALLETプリペイドカードまたはVisaデビットカードを持っていること(親権者の同意があれば、親権者のクレジットカード、au WALLETプリペイドカードまたはVisaデビットカードでも可)
- Amazon Student 会員限定の特典やキャンペーンなどの、お得な情報をメールで受信することに同意いただけること
- 未成年者の場合は、親権者の同意があること
- Amazon MasterCardゴールド付帯のAmazonプライム特典を受けていないこと
上記は2016年5月時点でのAmazon Student会員規約に記載してある条件だ。
学生でないひとが学生だと偽らないように、当然ながら条件がついている。ただし、メールアドレスが支給されない場合でも、学生証を写真で撮影し、学生番号とともにカスタマーサービスに送れば問題ないようだ。
また、未成年は親の同意を得る必要があるので、大学1・2年生の方はチェックしておこう。
さらに、次のような断り書きが書いてある。
国立大学法人、公立大学法人、学校法人、学校設置会社等により設置される大学・大学院・短期大学・専門学校・高等専門学校、国・独立行政法人・特殊法人・都道府県が設置する大学・大学院・短期大学・専門学校・高等専門学校に相当する教育を行う大学校、及び、文部科学大臣が指定する外国大学の日本校並びに在日米国基地内の大学・短期大学が対象となります。
これらには、通信制大学も含まれる。社会に出ながらどんどん勉強していきたいというオトナでも、Amazon Studentの恩恵がバッチリ享受できるというわけだ。
また、ぼくはもともとAmazonプライム会員だったのだけれど、そういう場合はどうなるんだろう。
条件を満たすAmazon Student の対象者であれば、Amazonプライム会員でもAmazon Student にご登録いただくことによりAmazon Student 会員に切り替えられます。この場合、残りのAmazonプライム年会費は、月割り計算で返金いたします。
わざわざ返金までしてくれるんですか!
プライム会員よりもAmazon Student会員のほうが料金も格段に安く、受けられる恩恵の幅が広いので、正直これはメチャメチャ助かる。
Amazon Studentの魅力がますます伝わってくるけれど、以下のような注意書きがあるので、しっかり理解しておく必要がある。
お客様がAmazon Student 会員登録をキャンセルまたはAmazon.co.jp のアカウントサービスを通して、Amazonプライムの有料会員登録をしない設定に変更されない限り、 最初の6か月の無料体験期間終了後、自動的にAmazon Student のヘルプページに記載された年会費の有料会員となり、その後1年ごとに最大4年間Amazon Student 会員登録が自動更新されます。Amazon Student 会員登録をキャンセルされた場合、無料体験期間中、有料会員であったかを問わず、その後再登録しても無料体験をご利用いただくことはできませんのでご注意ください。また、Amazon Student 会員期間満了後は、自動的にAmazonプライムに関するヘルプページに記載された年会費のAmazonプライム会員に切り替わります。
つまり、最初の6ヶ月を無料で使いきって、必要なければキャンセルすればいいし、そのままにしても自動でAmazon Studentの年会費が最大4年間自動更新されるよ、という説明だ。
半年無料なのに2,000円分のポイントが付いてくるので、「オレ本とかあんま読まないし」ってひとはさっさと2,000円分の教科書でも買ってキャンセルすれば十分に恩恵が受けられる。
ただ、それ以上にたくさんの魅力があるので、無料の6ヶ月間だけでもフルで使ってみるのが本当にオススメ。
Amazon Studentの恩恵をまとめるとこうなる
Amazon Student会員が享受できる「恩恵」を13個+α並べてみた。ただし、若干だが一部有料会員にならないと使えないものがあるので、その場合には 有料会員というマークをつけておこう。
1. お急ぎ便使い放題
通常税込360円か514円かかる当日発送のお急ぎ便はいつでも無料だ。同じく、お届け日指定便も無料。
教科書やノートなど、急に必要になるときにも、お急ぎ便があるのでストレスなく買い物することができる。
2. 本 +10%ポイント還元
Amazonで販売されているすべての書籍(コミック・雑誌をのぞく)は、*+10%のポイント還元の対象となる。
なにかとレポートなどで新書などが必要になることがあるけれど、マイナー本だと近所の本屋さんに売ってないことも多い。お急ぎ便と組み合わせればこれだけで得した気分になれる。
3. 映画もTVも見放題
有料会員
Amazon Student会員は月換算160円弱払えばAmazon プライム・ビデオがフルで使えるので、人気の映画やドラマがPCやスマホで見放題だ。
ぼくは月額980円払っていたHuluを解約して、プライム・ビデオでエヴァンゲリヲンをもう一度全話見てしまった。逃げちゃダメだ。
4. 100万曲以上が聴き放題
有料会員
こちらも有料会員になるけれど、月換算160円弱で100万曲以上のPrime Musicが聴き放題となる。
プレイリストをPCで作成してスマホで持ち歩けるのが便利で、有名ドコロはだいたい揃っている印象。
AWAの調子が悪くてLINEミュージックを使っていたけれど、月額980円払う必要がなくなったので、こちらも乗り換えた。映画・音楽あわせてこれだけでも1,800円ほど浮いた計算になる。
5. 日用品・サプリ15%OFF
対象商品の定期おトク便を利用すると、表示価格から15%OFFになる(通常10%OFF)。6/30まで使える。
洗濯用洗剤やサプリメントも役立つが、地味にオススメなのはプロテインだ(笑) 個人的な話をすると、もう少しだけ筋力をつけたいと思っているので、なくなる頃にやってくる定期便がなにかと便利だったりする。
6. 好きなだけ写真を保存可能
カメラや携帯電話で撮った写真を容量無制限でCloud Driveに保存することができる。インターネットに接続されていれば、いつでもどこでも見ることができる。
一眼レフなどを使っていると、DropboxやGoogle Driveなどのストレージがすぐにいっぱいになるので、写真はAmazonのCloud Drive、通常のファイルはそれ以外のストレージ、と使い分けるとよさそうだ。Google Photosのように写真が圧縮される心配もない。
7. 1時間で届くPrime Now
対象エリアなら、アプリからの注文で1時間で配送してくれるという便利サービス。対象は東京・神奈川・千葉・大阪・兵庫のそれぞれ一部エリアだ。
1時間配送なら890円、2時間配送なら無料。買い物の合計金額2,500円以上で利用することができる。
関東エリア
現在、東京都は18区2市(世田谷区・目黒区・千代田区・中央区・台東区・墨田区・江東区全域、ならびに渋谷区・品川区・大田区・港区・杉並区・新宿区・文京区・荒川区・足立区・葛飾区・調布市・狛江市の一部)にてご利用いただけます。また、神奈川県では川崎市の6区(高津区・中原区全域、多摩区・宮前区・川崎区・幸区の一部)、ならびに横浜市の11区(西区・神奈川区・港北区・中区全域、都筑区・緑区・鶴見区・南区・磯子区・保土ケ谷区・旭区の一部)、千葉県では浦安市全域、ならびに市川市の一部へお届け。詳細は本ページ上部のボックス、もしくは専用アプリで郵便番号を入力の上、ご確認ください。対象エリアは、引き続き拡大いたします。
関西エリア
大阪府は大阪市17区(北区・淀川区・東淀川区・都島区・旭区・中央区・港区・福島区・此花区・西淀川区・浪速区全域、ならびに城東区・東成区・鶴見区・天王寺区・西区・大正区の一部)、豊中市および吹田市全域、摂津市・守口市の一部。兵庫県は尼崎市・伊丹市の一部でご利用いただけます。エリアによっては、2時間便のみのご提供となります。詳細は本ページ上部のボックス、もしくは専用アプリで郵便番号を入力の上、ご確認ください。対象エリアは、引き続き拡大いたします。
朝6時から深夜0時という対応時間の広さにも感動してしまう。普通にすごい。
8. Kindle本が毎月1冊無料
有料会員
2万冊以上の和書、60万冊以上の洋書の中から毎月1冊無料で読める。太っ腹だい。
9. Amazonパントリーが使える
プライム会員が利用できる、食品や日用品を中心に低価格で購入できるAmazonパントリーがAmazon Student会員も利用可能。
これが地味に便利で、箱に詰められるだけ詰めて発送を1回にすることができる。
ボックスティッシュや調味料、お酒や電球など、スーパーで買えるものはだいたい買える。なんか引きこもり助長してないか、これ…。
10. タイムセールに30分早く参加
頻繁にやっている会員限定のタイムセールに30分早く参加することができるので、いち早くお得なタイムセール商品を購入することができる。
11. 無料体験でポイント2,000円分
無料体験登録日から1か月以内にAmazonポイント2,000円分が手に入る。これが本当にすごいところは、ポイントを使ってからAmazon Student会員をキャンセルしても全く問題ないというところだ。存分に活用させていただこう。6/30まで。
12. お友達紹介で1,000円
紹介経由で新規登録をすると、紹介した側に1,000円分のクーポンコードがプレゼントされる。
この際、サークルや学部の同級生をガンガン誘ってお小遣いを稼いでしまおう。
13. 今ならKindleが4000円OFF
冒頭で紹介させてもらった通り、5/22(日)までKindle・Kindle Paperwhiteが4,000円OFFで購入可能。これを使えばKindle Wi-fiモデルが5,000円以下で買えてしまう。クーポンコード欄に「GAKUWARI」を入力することで割引される。
個人的にはPaperwhiteがオススメだけれど(割引・キャンペーン情報付きで1万円ほどで買える)、費用を抑えたいならKindleでも十分楽しめる。カラーはブラック・ホワイトあるけれど、ブラックを持っているひとが多いみたいなので、ぼくはホワイトを選んだ。
そのほかいろいろなキャンペーン
Amazon Student会員限定で日経ビジネスとAmazon Fireタブレットがセットで最大56%OFF(半額以上!)のキャンペーン(200台限定)もやっており、就活生にも優しいAmazon。
こうした「Amazon Student会員限定」のキャンペーンが多いところも見逃せない。
社会人学生という選択肢について
こうして見ると社会人には全く関係のなさそうなAmazon Studentだけれど、「社会人学生」になることでAmazon Studentの恩恵に預かることができる。もちろんこうした【学割】だけでなく、純粋に働きながらもう一度勉強できるというのは、社会人にとっては魅力に違いない。
ナレッジステーションでは、働いていたり子育てをしたりしながら勉強できる通信制大学が40大学近く掲載されている。勉強したい学問の内容、取りたい資格、キャリアの道筋などを想定しながら選んでいくといい。
折角なので、オススメの大学をいくつかピックアップしてみよう。
産業能率大学
産業能率大学では、「情報マネジメント学部」「現代マネジメント学科」に通信教育課程を設置。ビジネスに強いと定評があり、「税理士」や「ファイナンシャル・プランナー」などの専用コースも設置されている。
中央大学
中央大学は「法学部」で通信教育課程を設置。学部の半分にあたる約4000人が通信教育課程で学んでいる。
「人生を変える8万円。知っている人は始めている。」というキャッチフレーズにもあるように、基本授業料8万円という低コストではじめられるのが魅力の一つ。
「法科の中央」という冠はまだ健在で、相変わらず司法試験の出身大学院のトップは中央大学生だ。Web授業も19科目で設置しているので、遠方でも勉強がしやすい。
ビジネス・ブレークスルー大学
ビジネス・ブレークスルー大学(BBT大学)は大前研一氏が学長を務め、100%インターネット環境で経営学学士を取得できるオンライン大学だ。「ITソリューション学科」「グローバル経営学科」を経営学部に設置している。
「教えない授業」=アウトプット型教育を中心に据えており、社会で実際に起こる問題の解決スキルを磨いていくにはピッタリだ。男女・年齢問わずいまだに人気が高い。
BBT大学(ビジネス・ブレークスルー大学) 大前研一の通信制オンライン大学
放送大学
放送大学はテレビ・ラジオ・インターネットなどを通して学習できる通信制大学。放送大学がすごいところは、通信制で大学院まで設置しているところや、全国57ヶ所の学習センターでも学習できるところなど、挙げればきりがない。
受講の仕方もさまざまで、1科目から受けられる「科目受講生」になれば、課程は半年間なので、「3ヶ月以上の教育課程に在籍」と書かれているAdobe製品もアカデミック料金で利用することができる。Adobe製品の最新版をフルコンプリートで月々1,500円で使えるというのは、数年前では考えられなかった。
学部は教養系の学問が多いので、社会人は1科目から受講できる「科目受講生」からのスタートがオススメだ。
慶応義塾大学
慶応義塾大学の通信教育課程は文学部・経済学部・法学部で設置。ぼくはここの経済学部に最近入ったけれど、単位の取りにくさとテキストの難しさはガチめ。
ただ、冒頭で述べたように、年間にかかるのは基本のテキスト代込で12万円(月換算すれば1万円)程度なので、しっかりと本気で勉強したいひとには本当にオススメ。慶應の学閥コミュニティにもしれっと入れる(かもしれない)。
ただ、入学は志望理由書と入学書類のみで選考する(つまり学科試験は当然ない)ので、「慶應=入るの難しいんでしょ?」という高校からストレート入学で想定するような難易度は入学時点ではない(その代わり、卒業が大変)。
ぼくは学士入学で入学した。学士課程(大学を一度卒業したひとが入る課程)ならうまくいけば最短2年半で卒業が可能だ。また、教職員免許などの各種資格も学部によって取得できるので、興味があるなら挑戦してみよう。
まとめ
そういうわけで、学生はもちろんのこと、社会人学生でも利用できるAmazon Studentの魅力についてみてきた。ハッキリ言って学生でこれを使わない手はない。知らない友達がいたら、ぜひ教えてあげよう。
もちろんAmazon Studentは学割の一角を占めるに過ぎないわけで、実際には楽天学割をはじめ映画や水族館なども学生料金で利用できるところが多い。社会人が勉強するというのは、教養を得るのと同等かそれ以上のメリットを受けられる。もちろん学業あってのことだけれど、恩恵は折角なので享受させていただこうと思う。
今日のひとりごと
ミクロ経済に苦戦中。タスケテー。